戸建て水まわりのリフォームのポイント
今回は戸建て住宅の水まわりのリフォームについて触れてみたいと思います。
日本では木造住宅が圧倒的に多いので、木造住宅を例に触れてみましょう
戸建て住宅での水まわりリフォームで出来る事や、注意点などを挙げてみます
比較的自由度の高い工事が可能
戸建て住宅は水まわりに限らず、比較的工事の自由度が高く、水まわりの位置の変更や、
縮小・拡大もマンションよりは制限が少ないと言っても良いでしょう。
例えば、ＬＤＫの間取り変更のリフォームに伴いキッチンの位置を変更したい。
この場合、必ず配管のやり直しなどが必要になってきます。マンションではコンクリートに囲まれていて、
使用できる空間に制限があります。その為、キッチンを現在の位置から遠くしようとすると、
排水管の延長に伴い床の高さが上がってしまう、もしくは排水管の位置を変更できないなんて事もあります
ですが戸建て住宅ですと、床の下には地面まで高さがあるのが一般的で排水管の延長をするにも十分な空間があります。
全く制限がないとは言いませんが、戸建て住宅の床下などの空間を利用して行える事はマンションより多くあります。
搬入・搬出の経路が確保しやすい
例えば、大きなシステムキッチンに変更したい。大型の洗面化粧台をつけたい。
リフォームをする際はそういったご希望もあるかと思います。
家の中で実際に取り付ける場所はしっかり寸法が確保できて取り付けることが可能ですが、
そこまで運ぶことができない。なんて事がマンションではあったりします。
エレベーターに搬入できない、階段で持ち上げられない、玄関や、廊下が当たってしまって回れない。
実際にこう言ったケースがあります。こちらも１００％ではありませんが、戸建て住宅の方が融通が利きます。
戸建て住宅は玄関から全面の通りまでまっすぐ向いているこ事が多く、商品がまっすぐに搬入できます。
玄関が小さくて入らないとなっても、窓からの搬入も可能です。
２階に置きたいけれど、階段が通らない。それでしたら、２階の窓から持ち上げましょうといった
引っ越し屋さんの様な事も可能になります。
お値段が少し高くなる
マンションに比べ、自由度が高く、搬入搬出も可能な戸建てですが、
お値段はマンションのリフォームに比べて少し高くなる傾向にあります。
それは、自由度が高いためあれもこれもと言った事になりがちなお客様の心理的な要素と
マンションに比べて元々付いている水まわり設備が一回り大きいためです。
商品自体を選ぶ際に実際ついている設備を基準にお話しすることが圧倒的に多い為、
付いている設備が元々大きい戸建て住宅は商品の金額が最初から少し高くなってしまいます。
まとめ
実際に大きなポイントは最初にお伝えした自由度が高いと言う事ではないでしょうか。
リフォームする際に自由度は非常に大きなポイントになります。
お客様のお好みのリフォームを完成させるにはマンションよりも戸建て住宅の方が理想を反映しやすいでしょう
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