内装リフォームのポイント① ~壁紙の選び方~
さてさて、今回は内装リフォームのポイント➀と題しまして、壁紙の選び方のお話しです。
壁紙の貼替はリフォームの工事の中で最もご依頼も多く、水廻りの工事の時も影響があって工事を行う機会が多いです。
そこで、お客様にもご質問が良くある、「どういったクロスを選べばいいの?」を解消いたします
壁紙(クロス)のグレード
壁紙(クロス)にも、グレードがあります。
1.量産品 クロスの基本となる商品。各メーカー必ずあり、基本的にはシンプルで白地の物が多い。
種類は少ないですが、金額がリーズナブル。
2.1000クラス 機能性壁紙の汚れ防止や、水廻り用などが多数あるグレード。色柄も豊富にあり、バラエ
ティに富んでいる。金額は量産品の倍くらい。
3.外国製クロス 日本製のクロスよりも大柄なものが多く、デザイナーがデザインしたものも多い。
金額は商品によってまちまち。
壁紙(クロス)の種類
ここでは、壁紙(クロス)の種類をご紹介します
1.ビニールクロス 壁紙を選ぶ際に基本となる商品
塩化ビニール樹脂などを主な素材とするビニールシートに紙などを裏打ちしたもの。
表面に凸凹のあるエンボス加工や発泡させたタイプなど、種類が豊富。
耐久性や清掃性も高く、色やデザインの豊富さ機能性が魅力。
一般的にクロスと言うとビニールクロスを指す事が多い。
2.紙クロス パルプを原料とした洋紙に、プリント加工やエンボス加工したものが紙クロス。
輸入の商品が多いが、最近ではこうぞや、みつまたを使った和紙、ケナフなどを使用
したものもある。紙素材は空気を通すため健康面的には良い商品だがビニールクロス
よりも薄いため、壁の凹凸が表面に表れやすい。
3.織物クロス やわらかい質感に高級感のある商品。
耐水性に乏しいことや、つなぎ目部分の糸がほつれるといった欠点がある。
リフォームでの壁紙(クロス)の選ぶポイント
部屋の面積の多くを占める壁材は、お部屋のイメージを左右する重要な要素です。
このため、壁紙は色合いと質感が重視されますが、機能性や仕上がり性も忘れてはいけません。
リフォームの場合には、新築と違って壁自体を新たに作り直すわけではなく、元々の壁の古いクロスだけを
剥して、新しいクロスを貼ります。その為長年の歪みや凹凸がクロス表面に出やすいため、施工性のよい厚手で
凹凸感のあるクロスの方がよりきれいに仕上ります。
また、天井は壁よりも少し明るめのクロスを選ぶと、天井が高く見え明るい空間になります。
逆に天井に暗めの色のクロスを貼ると、どっしりとした落ち着いた雰囲気になります。
最近では、お部屋の1面の壁だけを色のあるクロスや柄のあるクロスを貼ってアクセントにしたりしてお部屋の
デザインをする方法が流行ってます。マンションであれば梁の部分だけなども。
基本的には自由ではありますが、選ぶ際に種類の多さにきっと困ってしまう事でしょう。
どのような雰囲気のお部屋にしたいか、お好きな色は、お好きな柄は、などを明確にしておくことが大事です。
また、小さいお子様がいるので汚れ防止が良いとか、調湿機能や空気をきれいにするクロスなど健康に良いお部
屋にしたいなどのコンセプトがあるといざ選ぶときに、困らなくて済みます。
こちらもご提案しやすくなりますしね。
いかがでしたでしょうか。
壁紙一つとっても色々とあり大変だなと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
ここでご紹介した事を踏まえながらしかっりご提案・アドバイスさせて頂きますのでご安心くださいね。
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